岡山県立美術館 特別展
文化功労者
高 木 聖 鶴  書の世界展

■3月25日(火)〜4月13日(日)
■岡山県立美術館 2階展示室(月曜休館)

 平成18年度の文化功労者に顕彰された高木聖鶴氏の書作展が岡山県立美術館において特別展として開催される。これまで同館で書家の個展は開催されておらず、初めてのことである。
 高木聖鶴氏は、大正12年岡山県総社市真壁の生まれ。昭和22年に内田鶴雲氏に師事し、昭和25年日展初入選、48年に日展特選受賞、その後も日本や中国の古典を研鑽し、優美さと爽快な線美の小・中字、豪快で且つ繊細な大字空間の書風を切り開いて会員賞、内閣総理大臣賞を受賞し、平成6年度第51回日本藝術院賞を受賞。日展常務理事等の要職を歴任し、今や文化功労者作家として日本書壇の牽引的存在となっている。一方、鶴雲師亡き後朝陽書道会を継承し、後進の育成にも務めて多くの優秀な書人を輩出しており、指導者としての人望も厚い。
 これまで高木氏は総社市に100余点の作品が収蔵されているが、その他のパブリックコレクションを含め、約170点の作品が並ぶという。正に高木聖鶴の書の世界が展開される。    (松)


   「こぬ人をまつ 」


   「天の原/日本藝術院蔵」