第8回 徳島県民文化祭協賛

喜寿記念

春藤大耿 書作展

 

■2004年11月19日〜21日
■徳島県立文学書道館

 

 璞社参与、太玄会運営委員の春藤大耿氏が郷里徳島で第4回目の個展となる喜寿記念展を開催、盛会となった。
 氏は昭和2年徳島の生れ。徳島師範学校入学と同時に菘翁の研究家で知られる田中双鶴氏に師事。その後は県の教育畑を歩きつつ、同県出身の小坂奇石氏にも師事し、璞社と太玄会、更に東京書作展(常任運営委員・審)にも出品を重ね、徳島の書道界の重席を担う一人となっている。
 今展には、甲骨文をはじめとして篆、隷、行草、楷、調和体、陶書まであらゆる書体を駆使した作品103点が並んだ。上掲の屏風は璞社機関誌「書源」創刊の辞と小坂師の「黙語堂雑詩」の一節、そして双鶴師の「鳥跡」の会趣旨を材として風格があった。本会場での個展開催はこれが初という名誉も手にしたが、家族を愛し、人を愛する大耿氏ならではの書作展となった。         (松)

 

 
「われわれは東洋的芸術良心を磨き… 他」


「意到筆随」 50×63