改組新第3回日展

 

舟尾 圭碩

「雪」

 

 万葉集雪の歌が、茶系の墨の潤渇で書かれる。実にストレートな歌意ゆえの表現か。小細工のないすっきりした紙面は返って抒情を誘っているようだ。弾力ある線条も紙の白に響いて、降りくる雪を想像させる。(篠原)