改組新第2回日展

大澤 城山

「頼山陽の詩」

 

 城山行草はとにかく悠揚の筆致だ。今作も然り。冒頭「南山」草体の連綿からはじまり、中央行の大きな単体六字につなぐ。そのまま終行三字に完結させる手腕。紙の天部に敢えて白を残すところにも効果がある。(篠原)