鈴木春朝
「富嶽詩」
作者のライフワークともいえるモチーフ。今作も「ただ、ただ、無心に」書いたと言う。茶紙に濃墨線が潤渇をともなって怒濤のように押し寄せてくる。その線条を見ていると、揮毫中の行者春朝が脳裏を過るのである。(篠原)