改組新第8回日展

 

内閣総理大臣賞

松崎 十朗

「海へ」

 

 茫漠とした空間が広がり、その先は波頭を立てる海と鈍色の空につながる。巧みな構成と細やかな描写によって、視線はおのずと画面奥に導かれる。とりわけ面構成された大地に、秀逸な技術と確かな表現力を見る。(中)