第22回日本画家 加藤由利子展


●2018年2月6日(火)〜18日(日)
9時30分〜17時(初日14時から、最終日16時まで)
● 静岡県三島市・三嶋大社宝物館となりのギャラリー

 

 日本画府日本画部参事加藤由利子さんの22回目の個展が開催される。新作も含めた約25点の出品予定。掲載の屏風作「風華春霞」を最大に小品も含めた華やかな世界が展開される。会場は三嶋大社総門入って右側の宝物館1階ギャラリー。伊豆巡りを兼ねて出向くのもいいだろう。
 加藤さんは1975年生まれの42歳。画壇では新進気鋭の作家だが、画歴を見るとその旺盛な活動ぶりが窺われる。1998年京都成安造形短大日本画専攻科を卒業。翌年には第1回個展を開催。ここから毎年のように個展に挑戦し、時に年4回の開催もあった。一方、公募団体展にも積極的に参加。大翔展、三島市展、IAC美術展、第一美術展、日府展などにかかわってきた。そして現在は日府展役員として活躍中だ。師を持たない加藤さんの独学魂がこれだけの画歴の根幹にあるのだろう。
 加藤さんの画面には花鳥を通した強い生命力がある。中でも「花のいのち」を描ききるための洞察力と表現力は見る者を魅了するだろう。掲載の3点はその代表作といえる。ぜひ展観を。(篠原)

 

絢爛華麗(第64 回日府展2017)〈30S〉

 

こもれび(第64回日府展2017 東海テレビ賞)〈910×2330〉

 

風華春霞(第62 回日府展2015)〈1550×2940〉