第72 回春の院展

 

倉島 重友

「別れ道」

 

 村はずれのふた股の別れ道に、椿の古木の大樹がみごとに赤い花々を咲かせている。朝のさわやかな大気に包まれて、その傍らを犬の散歩をする女性。自然の豊かさに生きる幸せと充足のときだ。(中)