改組新第6回日展

 

森脇 正人

「漂 泊」

 

 寒い山岳の崖に棲む雪豹は、夜毎に崖をさすらい歩くという。それは心が漂泊しているようで、自分と同じではないかと心を添わせる。険しい環境ゆえの崇高か。遙か遠くを眺める眼に何を映しているのだろう。(中)