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穐月 明―青山讚頌舍(三重県伊賀市)
孤高の画家として、一切の美術団体に所属せず、師事もせず、ひたすら自分自身の世界を現世の物象を借りながら表現せんと伊賀の山里に穐月明氏が移り住んだのは1981年の時。「約300坪強の土地にぽつんとひとつ平屋建てがあっただけなんですよ」と奥様が当時をふりかえる。「あの絵画バブルがなければ、そのままだったのかもしれません。ただただ一途に絵画人生を過ごす覚悟で移ったのですから」と。穐月明氏は、1929年に和歌山県高野山に生れ、少年時代を愛媛県東予市(現在の西条市)の一樹桜のある実報寺で過ごす。戦後1950年京都に出て、京都市立美術専門学校洋画科(現京都市立芸術大学)に入学、53年に卒業。翌年に京都醍醐寺に居住、結婚。その後同学校の日本画専攻科を58年修了し、洋画・日本画の基礎を学んだが、卒業間近に、中国清中期書画家・金冬心(金農)の画集を見て深い感動を受け、それまで学んだ画法から全く離れて独習により水墨画の道に入った。
鉢中の月
文殊菩薩
十一面観音
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穐月明先生ご夫妻
美術館入り口
回廊展示場と中庭
展示風景
歸依法境
青山流水 |