想ひ 咲き添ふ
中野大輔 日本画作品展


● 5月24日〜30日
● 大丸京都店 6F美術画廊

 日本表現派同人・中野大輔の京都大丸での企画展。1974年生まれだから、今年43歳。30代から同会のホープとして期待され、象、牛、馬、駱駝などの大形動物を中心に十態シリーズなどを制作、金魚、魚、桜、梅の超大作も手がけてきた。その精緻な描法は伝統を継いでおり、ここ5年程の間に、植物をテーマとした制作にシフトしつつあった。その画面には蝶や鳥も描かれ、いわゆる花鳥画へのアプローチだ。今回、その発表の目玉となったのが、紹介の二曲屏風「月白に戯る」と「花昏れてなほ」である。輝きに透明感がある。楽しみだ。(松)

 

 

左:月白に戯る 右:花昏れてなほ