第22回日仏現代国際美術展
国際芸術文化大賞
笹沼 恭欣
「月明かり」
漆黒の闇を満月が皓々と照らし出すのは廃船か漂流物か。いずれもその使命を終えたものたちだ。白日の下では晒物だが、月下ではその存在感を確かに、それらの生涯を思わせてくる。リアルな中に詩情がただよう。(中)