第37回国際美術大賞展

 

遠藤 風幽

「ふるさと」

 

 小さな作品ではあるが、何とも言えぬ大きさと広がりがある。それは躊躇のない筆勢と、余白の透明感であり、画竜点睛として描かれた集落である。幾層の淡墨の中、山懐の家の濃墨が芳潤な密度を孕む。