第71回日本画院展
会員賞
高橋 かね子
「薫沐」
深紫と白の薔薇のある部屋。純白の衣の女性が坐し、薔薇の薫りで髪を梳く。大きな構成で主題を明確に描き、絨毯の若草色は長椅子の脚に溶け込ませつつ、女性の首筋に絡みつく。構築と叙情を融和させる秀作である。