第70回記念日本画院展

 

高橋 かね子

「春の訪れ」

 

 遥か湖を背景として二人の若き女性を配した作品だが、二人は時間を隔てた同一人物であろう。着衣の女性は未来を見つめ、裸像の女性は恥じらいの中喜びをかみ締める。恋の成就か。