第58回日府展

 

宗 幸子

「憩」

 

 中庭に置かれた鋳鉄製の白い椅子、その上に読みかけの本が開かれた状態で伏せ置かれている。ついさっきまでゆったりと憩いの時を過ごしていた主人公が何かで席を離れた。そのなごりが絵中から伝わってくる。