第75回記念日本画院展
望月 昇
「不動明王三尊像」
八大金剛童子を従える不動明王。裂けた口にらんらんとした眼が黒の中に浮かぶ。大きな光背の火炎はすべてを呑み尽くす。大きな空間をつくり、黒・赤・黄の配色も戟しいが、懐の深い静けさを感じる。(中)