改組新第1回日展

山崎  隆夫

「晴れゆく」

 

 田の畔に立つ木々の上を白鳥が舞う。画家の郷里には白鳥が飛来する。数羽連れ立って羽音を響かせ旋回する姿は優美である。優美さゆえに浮かぶ雲に虹が立ったように見えた。冷気の中の一場の夢のような。(中野)