第10回日展

山崎  隆夫

「佇む」

 

 見えるモノを描いて、その場が醸すコトを描く。今を生きている生命を感得する。澄んだ池に花茎を伸ばす蓮、白い雲を背に枝葉を差しのべる新緑の青紅葉。優しい光に爽澄な大気。青蛙が音なき音に耳を傾ける。(中)