第50回日春展
林 和緒
「朝霧の中に」
一面に立ちこめた牧場の朝の霧の海を、黒々とした牛の群れが草を食む。早朝の陽を受けた霧や草原の、一瞬の表情をとらえた色調に惹かれる。幻想感に懐しさを覚える風景に寄り添う画家の心情を思う。(中)