第44回日展
林 和緒
「浅霧の中に」
朝霧の中に数羽の鶴が佇む。大空と湿地を半々にとって静かな広がりをつくる一方で、地平線をわずかに右肩上がりにしてゆるやかな動きを導入した。茫洋とした広がりの中の鶴の配置に画家の思いをみる。(中野)