第30回日本画院秋季展

塩野入 大賢

「北浅間」

 昨年は昼の雄姿、今作は夕照に赤く染まる台形の姿が、薄暮の中にどっしりと存在感をもって描かれた。前景の枯木の垂直と左手の岩肌がひときわ山の雄姿を浮上させると共に、かつての噴火をも思わせる。