第37回日展

福本 達雄

「薄 暮」

 岩絵具の群青色はひときわ魅力的だが、暮れなずむ山肌の群青色がキラメキながら深々として殊更美しい。

麓の家々をまもるように聳え立つ三角山も優しい威厳がある。

一日の営みの瞬時の情景への感興。  (中)