改組新第3回日展

福本 達雄

「今朝の雲」

 

  画家は好んで梅雨の頃の山や自然を描く。緑を深める山にかかる雲や谷間の霧の、変幻自在に垣間見せる美に惹かれたのだろう。この作品もそうで、ようやく雨が上がり、流れる雲を眺め楽しんでいる気配がある。(中)