改組新第2回日展
福本 達雄
「雨上る」
長雨がようやく降り止み暑気も払われ、雲霧も徐々に晴れ、空に明るさがもどってきた。静かな朝、穏やかな刻に安堵の吐息がもれる。静謐だが、寂しくはなく、満ちくるような豊かさの中に家々が安らかに佇む。(中)