再興第94回 院 展 

下田 義寛

「寒 明」

 昨年の海辺を疾駆する親仔馬から一転しての山嶽図。モティフは変わっても作者の描きたいのは自然の気であることに変わらない。寒が明けて立春を迎えるころの〈気〉をとらえる。自然観照の深さを想う。