再興第89回院展 

 

下田 義寛

「羽搏く」

 

 空は黄金色に染まり、山並は山の端をかすかに赤らめながら青々と逆光の中に鎮もっている。

そんな静寂の中に羽音を高く立てて一羽の大鷲が舞い上がる。

その瞬間をドラマティックにとらえてみせた。  (中)