再興第99回院展

 

下田 義寛

「春 来」

 

 春間近の山中湖の富士山。日の出の光が山頂を染めて、ほんの瞬時、不思議な紅色が広がる。紅富士と呼ばれるその姿を、未だ明けやらぬ湖面に映る。目の当たりにした驚きと感動、ここにも自然への畏敬がある。(中)