第59回春の院展 

 

下田 義寛

「霞 彩」

 

 霞彩とは朝焼け・夕焼けのにじむような美しい彩りを言うようだが、翳りをもつ赤金色の光彩が目に、心に浸み入ってくる。

尖塔のある古都、水辺の家、穏やかで豊かな刻の満ちる中に怪鳥が登場する。