第1回新日春展

中路 融人

「雪残る寂光院」

 

 
 紅葉で有名な寺だが、残雪の寂光院に画家は秋とは別種の、京都らしい風情を感受したのだ。石段の両脇の裸木の並木、その根方に白い雪が残り、その白が壁の白と呼応する。静寂の気配が満ちている。(中)