第45回日展

 

大島 秀信

「森の朝」

 

 まだ夜は明けきっていない森に、昇りはじめた朝一番の曙光が射し込む。横なぐりの光を受けて、森はようやく眠りから醒めようとしている。鳥のさえずりもまだない無音の森の命が光る、幻覚のような一瞬。(中)