第42回国際美術大賞展

 

永名 二委

「夢想の景」

 

 岳峰や瀑流に健筆をふるう二委の、これは実景ではなく、題名から推すにイメージの山嶽であろう。墨色と筆致の深浅、緩急で描き出す景は陰影をまとって、夢想という視覚の先のリアリティを生む。(中)