第39回国際美術大賞展

 

永名 二委

「激 流」

 

 緩やかな傾斜面を溪流が水量豊かに、石積みの堤をも越えそうな勢いで激しく流れる。その様を、濃淡墨の周囲の景の中で光を孕んだ白と薄墨で的確にとらえた。向こう岸の木立ちを含めた視覚の距離感がいい。(中)