第45回東方展

 

山下 サキ枝

「酔芙蓉」

 

 月下に浮き染まる酔芙蓉。朝、純白の花を開き徐々に薄桃色に色を染め、夜、八重の花弁はその色をさらに増し夜明けとともに萎む。儚く美しい酔芙蓉。堅牢な構成と描写力が、静かな臨場感を伴う。(松)