東方展(小品展)

 

高頭 信子

「三ヶ月高原」

 

 高原を鳥瞰図でみたら三日月形の沼が見えた。その印象を描いた。そう見えた、というのだが、真紅の高原と沼や山や手前の森の黒、点在する家の白。ことに黒と赤が画家の心象に、独自の風趣を呼び、興が深まる。(中)