東部 秋の東方展

 

高頭 信子

「山 水」

 

 山水画に違いはないが、その既成概念はくつがえす強さと鋭さがある。崖をも朱赤に染めて流れる奔流、闇の中に遥れ動く日輪(か月か)。神秘、幽玄ではおさまらない画家の情熱、情念。鋭い気が満ちる。(中)