再興第90回 院 展

 

郷倉 和子

「爽春の朝」

 

 梅シリーズ連作。

白梅の梢が伸びている。

瓦屋根の軒端をわずかにのぞかせて広く開かれた空間の間合いが絶妙。

大胆にして繊細な構成だ。左手のぼんやりした白が梢を渡る風の爽々感を演出している。