梅花シリーズが佳境に入っている。

浅春の朝まだき。冷気を割いて白梅が清らかな香りを放つ。

その香りに誘われて雀のさえずりが聴こえる。

静かな心洗われる一刻。

生きてあることが心に深く染み入る

再興第88回院展より

郷 倉 和 子 「晨春にさえづる」