再興第98回院展
後藤 純男
「大和の秋」
長年描き続ける大和の景の今作は、きらびやかさをおさえ、滋味深い濃彩に秋の趣きをたっぷり込めた。山の端に照る月は甍を照らし、紅葉や芒を照らし、松影を濃くしている。この陰影に感慨の深さを思う。(中)