第68回春の院展

 

後藤 純男

「春の塔映」

 

 古都奈良、法起寺のさくらをモティーフにした作品であろうか。実写風景に自身の思いを付加して満開のさくらを前面に、春光で黄金色に輝く塔や伽藍の屋根と対比させた。さくらの奥ゆき描写に妙味をみせた。(松)