2003現代日芸

第10回記念公募展 

 

 

翔    萩原 稲栄

 

 満月の夜、緩やかな滝を遡上する鯉を描いた図だが、跳ね上がった鯉に纏わる水の流れが絶妙である。

水の揺らめきに月光が輝き、鯉の雄壮さをひきたてており、手前に簡略に描いた笹が風情をより醸している。