第48回日本南画院展
楠 泰雲
「シントラの昼下がり」
旧市街地だろうか、落ちついた屋並に木立ちが点綴し、前・後景をやや湾曲する道路がつなぎ、中央奥の尖塔が景観を収劔する。
丹念で丁寧な描写が構成の良さで煩雑さから逃れ、静かに刻が流れゆく。