第57回日本南画院展

 

楠  泰雲

「常照皇寺」

 

 14世紀半ばに開かれた北朝ゆかりの寺。開山堂をやや左前からとらえ、有名な九重桜を右に配して、寺の古色と親しみを演出した。やわらかな筆致で対象の味わいを十分に描出した。深みある墨色が効果的。(中)