第46回日本南画院展
安田 虚心
「湖畔の松籟」
潮風に耐えぬいてなお逞しく生きる老赤松。
甲殻類を思わせる幹、針葉を密集させる枝、その描線の自在な運筆が生み出す実在感。
塗る墨面の多い傾向の中で墨線の美にこだわりつづける美学の持ち主の執心。