第43回二元展

 

 

前川 恵一

「藪から佛」


 竹藪からかぐや姫でも、藪から棒でもなく、佛である。

蒼々と天をつく竹やぶ、赤白色とりどりの花、その澄明感が現実離れしているが、そこに作者は仏を見たのだ。

この世の救済と平和を願う思いが澄みわたる。