第46回日本南画院展

 

渡辺 堂仙

「朝の雲上鋭鋒」

 

 鋭角の山頂の連続する峰がいくつも雲の上にあらわれた。

しののめの陽はようやく射し始めたばかりで、山並は恐竜の背のような怪異な姿を黒々とみせている。

力強さは作者の精神力にも与かって大きい。