第58回新美術協会展

竹内 摩美

「大円鑑」

 

 正法眼蔵に「自己の本質は諸仏の大円鑑」とある。それは瑕(きず)曇りなく、心眼で皆等しく見えるものという。完全な仏法成道を球体化し掌上に置き、箔と群青も鮮やかな佛の眼差は暖かい。作家の祈りがある。