第49回日本南画院展

 

潮見 冲天

「凍 月」

 雑木林も雪に覆われた地表も月影を受けて白々と凍て返っている。黒々とした川面には大きな月が身をふるわすように滲ませている。夜はしんしんと深まり、風も音もない、凍える深更の身も心も震える一瞬。