第51回日本南画院展

村井 小枝

「黎 明」

 

 昨年の大海を渡る蝶にしろ今作にしろ、スケール感の大きなイメージを持つ。まさに堂々たる姿を見よ、である。黎明を背に、しかも海面から立ち上がっている。文化の命脈の夜明けの頌が高らかに謳われる。