第32回現代南画協会展

 

村岸 良華

「美しの里」

 

 どこでもあるような山裾に広がる田舎の景。あぜ道が縦横に走り、春の気配はすれど田植えにはいささか早いたんぼの様相が窺える。日本人の原景を思い起こさせるような穏やかな風情、春霞の太陽と山様が深い。(松)